園長あいさつ
一人ひとりが輝くために
三笠幼稚園は、神奈川県横須賀市でただ一つのカトリック幼稚園として、地域の皆様に愛されて1953年の創立以来、4300名を超える卒園生が巣立っていきました。アメリカ海軍横須賀基地(ベース)三笠ゲート(ウァンブルゲート)横にあり、また地域柄、いろいろな国のお子さまも多く在籍しています。そのため、小さいころから、世界中にお友だちができ、多様な文化を受け入れていくことができます。
当幼稚園では、カトリックの教えに基づき、感謝する心・やさしい心・頑張る心・我慢する心・お祈りする心・を大切に子どもたちを育ててまいります。子どもたちは、自分が経験したように人にもかかわっていきます。小さいときにやさしく声をかけてもらった子どもは、小さいクラスのお友達にやさしく声をかけます。挑戦しているときに、励ましてもらった子どもは、頑張っているお友だちを励ますでしょう。そんなやさしさのあふれる環境で、子どもたちはのびのびと成長していきます。
幼稚園生活では、遊びの中で、先生やお友だちとのかかわりを通して、社会生活で大切なマナーやルールを知っていきます。周りの人と協力し、自らの力を発揮し、未来を切り開いていくことができるよう、集団生活のなかで、様々なことを経験を通して学び、身に着けていくことができるようになります。
また、子どもたちは、一人ひとりが、輝く個性を持っています。三笠幼稚園では、その一人ひとりの個性を大切にしていきます。先生たちが、一人ひとりの成長に寄り添い、時に励まし、時には見守りながら、働きかけます。そのような環境の中で、様々なことに挑戦をし、困難を乗り越えた時の喜びを感じつつ次のことにチャレンジする。あるいは、自分がお友だちを応援したり、教えてあげる、そのような姿へと変化していくことでしょう。幼稚園での毎日には、そんな素敵な瞬間がたくさんあります。
三笠幼稚園に来てくださる子どもたちとの出会いを大切に、その成長をご家庭とともに見守っていきたいと思います。